CD音源 A級セレクション その02 ~クラシック系名門レーベルのチャレンジングな協奏曲 (聴感ポエム評価強化) ~
はじめに
A級の音はA級のCDから!
オーディオ・マニア必読!?の画期的CDガイドwww
第ニ回目です。
個人的に月間100枚以上のCDをリッピングしているので、せっかくだから以下のようなコンセプトでA級のCDをセレクションしていこうかなと思った次第です。
- 各種計測結果が良いもの
- 聴感が良いもの ※個人のポエムです
- 上記を抜きにしても、特に紹介したいもの
趣旨は前回を参考にしていただくとして。
ところで…
「音質は、計測値では決まらない」
「必要なのは、耳♪」
「自分の耳で音楽を聴いているか?」
「波形見て喜ぶ人の気持ちがよくわからない」
という感じで、世の中の心無いオーディオ好きにdisられるケースが随分あります。そういう人達に限って、高級オーディオ機器をインテリアにして、ツイッターに写真上げて喜んでたり… 羨ましいかぎりですが、それは耳で聴けますのー?、いいんですよー、楽しみ方は人それぞれですよー。だから僕の楽しみ方も許してねー。
聴感ポエムの評価を再考してみるテスト (バージョン0.5)
まあたしかに、計測値がよくて波形が綺麗でも、あまり感動しないCDもありますよね。というわけで今回、聴感ポエムの部分をもう少し客観的に評価できる施策がないか検討してみました。
で、見つけたのがこの論文。
音楽聴取における「感動」の評価要因
http://www.nhk.or.jp/strl/publica/rd/rd126/PDF/P58-69.pdf要約 人の好みや感性を考慮して音響システムを評価するために,体験のすばらしさを表現するときにしばしば用いられる「感動」という言葉を用いて評価尺度を検討した。我々は,これまでに心理実験を行って感動を表現する言葉 (以下、感動語) を分類し, 感動という言葉で表現される心理状態が一意ではないことを示した。本稿では、分類した感動語から感動評価尺度を作成し,音楽聴取における感動を評価させた。[以下、略]
感動語はこんな感じ (上記pdfからの流用) 。
うーむ、僕みたいな「頭のあんまりよくないヤツ」には難しいなあ。もっと簡単にならんか。あれですよ、コーヒー豆の評価みたいな。
- 香り ☆☆☆
- コク ☆
- 酸味 ☆☆
で、感動語を少し加工してみます。わかりやすい語句に置換など。
☆は50個になりました。とりあえず合計もしてみようかなと。
それではやっと本題に…(前振り長いよ)
今回のアルバム
第ニ回目はクラシック音楽の名門、ドイツ・グラモフォンというレコードレーベルから、珍しいアコーディオンの協奏曲をセレクト。
聴感ポエム
DR
いつものもやっときますよ。
今回のアルバムの平均DR:13
波形
アルバム全体のピークを考えて、少し音量が小さめですかね。
まあ、クラシックのCDはだいたいこんな波形です。
スペアナ・ピークホールド
今回のアルバムは、色んな帯域の楽器がバランスよく含まれているような各周波数のピークです。
平均ラウドネス値
クラシックのアルバムはたいていこんな感じですが、最近のポップスなどの平均ラウドネス値に比べるとかなり小さい値です。それらと混在させて聴く場合には、ノーマライズが必要になります。
どうでしたでしょうか。今後も洋々なジャンルで定例化していきたいと思います。
それでは、ばいばいまーん。