ダイナミックレンジ (DR) 解析とは
どうも。暇さえあれば音楽ばかり聴いている人です。
僕のツイッターで #DR解析 というタグでツイートすることがあります。
以下のような感じです。
Antonio Sanchez / バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) サントラ
— やすどん (@yasudonok) 2016年10月14日
(WPCR-16445,2015)
前半は、ジャズ・ドラマー、アントニオ・サンチェスのソロが淡々と続く。後半は、マーラーやチャイコなどの管弦楽曲
個人的にはかなり好み#DR解析 pic.twitter.com/M0wwPTXfyK
アルバムジャケット写真のほかに、数値や波形が並んでいますが、ちゃんと説明したことがなかったのでブログで説明したいと思います。
ダイナミックレンジ (DR) の解析
もの凄く雑な説明をすると「アルバムの平均音量と最大音量の差を数値化」しています。
以下は「foobar2000」というフリーの音楽再生ソフトの「TT Dynamic Range Meterプラグイン」で解析した結果です。
①曲のDR ➁曲の最大音量(Peak) ③曲の平均音量(RMS) ④アルバムのDR
DRは1~20で表されます。
以下のDRデータベースサイトでは、DR1~7は悪い、DR14以上を良い、としていますが、個人の好みもあるので一概に良い悪いは言えません。。
Album list - Dynamic Range Database
最近のアルバムはiPodの白イヤホン向けに音量が最適化されているらしく、DR7以下のものが多いようです。
なお、ダイナミックレンジの話は、以下がわかりやすくまとまってますのでお勧めです。
ダイナミック・レンジとメータの話:Studio Gyokimae
波形とクリッピングの確認
「Audacity」というフリー音楽編集ソフトを使って、「アルバム全体の波形と音割れ (クリッピング) のチェック結果を表示」しています。
確認方法は、以下のブログが判りやすいです。
まとめ
#DR解析 ツイートでは以下の内容が判ります。
- アルバムの平均音量と最大音量の差を数値化
- アルバム全体の波形と音割れのチェック結果を表示
というわけで、下のアルバムはDR14で音割れもなく、クリア過ぎる音が個人的にかなり気に入ってます。