ユーミンが三十年間に世に送り出したアルバムと、売上と、音質と。
まいどー。「音楽がないと死んでしまうの」方面の人です。
今回は、もうすぐニューアルバムが発売されるユーミンこと松任谷由実さんの、数十年の長きに渡り世に出されたアルバムについて、売上と音質の推移みたいなものを調べてみましたよ。
きっかけ
古いユーミンさんのアルバムをたまたま入手。
#DR解析
— やすどん (@yasudonok) 2016年9月6日
松任谷由実 / 天国のドア (TOCT-5900,1990)
ポップスの見本のような、ダイナミックレンジと波形 pic.twitter.com/DGKo6wrVR0
あまりにも好ましい音質だったので、他のアルバムはどうなのかと興味を持った次第。
準備など
CD登場以前から音楽活動されているユーミンさん。ベスト盤やライブ盤を除いた、オリジナルのCDアルバムをかたっぱしから集めてみました。
ただし、LPレコードのアルバムが先行されて発売されていた時期のCDや、1999年の一連のリマスターCDなどは除きました。
古いアルバム、かなり出回っているせいか、amazonで中古は1円+送料みたいなことになっていて、集めやすかったです。新し目のアルバムは、ネットレンタルなどを活用しました。
また、CDの売り上げについては、こちらのサイトを参考にしました。
調査結果
アルバムの売上と音質の推移について、表とグラフにした結果がこちら。
DRとは
もの凄く雑な説明をすると「アルバムの平均音量と最大音量の差を数値化」しています。
DRは1~20で表されます。
最近のアルバムは、iPhoneなどの白いイヤホン向けに音量がずっと大きめに最適化されており、DR7以下のものが多いようです。
以下のDRデータベースサイトでは、DR1~7は悪い、DR14以上を良い、としていますが、個人の好みもあるので一概に良い悪いは言えません。
Album list - Dynamic Range Database
よろしかったら、前回のブログも参照してみてください。
考察っぽくない考察
ぼくがかんがえるさいきょうの、的な。
- 2000年以降、売り上げもDRも急降下。過度なコンプはリスナー離れの一因かも
- かといって、DR16みたいな過度なダイナミックレンジも楽しく聴けないかも
- ポップスのDR値の最適値は11~13あたり?
おまけ
アルバム集めでやらかしてもた・・・
あと、同じアルバム3枚買ってた
— やすどん (@yasudonok) 2016年10月11日
通常盤はマスタリングが同じ、ということも合わせて判明 pic.twitter.com/qsHaan6R21
うがぐぐ。初回盤と通常盤の音量も違う場合もあることも、あわせて判明。
新アルバムはどうなのだろう。いろんなフォーマットで出るみたいですけど。
なにはともあれ、楽しみですねー。
それでは、ばいばいまーん。