「DR値の大きいアルバム」をミュージックライブラリから検索してみた
うらうらべっかんこー。音楽聴かないとアホになるおじさんです。
ブログ投稿3回目。もうネタに困る有様。
どうしようかと悩んでいた先週の日曜の昼下り、ツイッターのTLを眺めていると
「山下達郎のサンデー・ソングブック」「棚つか」の文字。
棚つか!そういう手があったか
TOKYO FMをキー局としてJFN系列で放送されている、ミュージシャン山下達郎唯一の出演ラジオ番組
山下達郎の個人コレクションを使って発信される日本最高のオールディーズ・プログラム
- 棚からひとつかみ
山下自身が保有するレコード棚の中からアトランダムにオンエア」される通称「棚つか」。
僕のミュージックライブラリに取り込んだアルバム枚数が、そろそろ1万枚に手が届く感じになってきました。ネットレンタルや廉価ボックスなど、あまりお金かけないでコツコツ集めてきたものです。で、僕も自分のミュージックライブラリからテーマ決めて何か紹介してみたら、何か面白い発見があるかもしれないと考えた次第です。
ちなみに達郎さんって、CD、LP、シングル合わせて6万枚くらい持っているらしい。
「持っているアルバム音源6万枚!」
— やすどん (@yasudonok) 2016年5月14日
というのを達成しようとすると、年2,000枚集めたとして
25年くらいかかる計算か…(´・ω・`)
※じっと手を見る
一から集めたら30年ですよ!
マネするなんて非常におこがましい行為かもしれません。。。。
ミュージックライブラリから検索してみる
それでも頑張って検索してみます。
第1回目のテーマは「『DR値の大きいアルバム』をミュージックライブラリから検索してみた」。ミュージックライブラリの全CD音源からDR値の大きいアルバムを検索してみました。全アルバムにDR解析をかけるのは、結構骨が折れました・・・
DRの説明はこちらで・・・
DR値とは、もの凄く雑な説明をすると「アルバムの平均音量と最大音量の差を数値化」したものです。
以下のDRデータベースサイトでは、DR1~7は悪い、DR14以上を良い、としていますが、個人の好みもあるので一概に良い悪いは言えません。
Album list - Dynamic Range Database
・第1位
驚愕のDR値をたたき出したアルバムはこれ・・・
ミュージシャン:柳家さん喬
アルバム名:朝日名人会ライヴシリーズ10 柳家さん喬1~「片棒」「芝浜」
リリース年月日:2001年10月11日
規格番号:SICL-2
フォーマット:CD
Official DR value:DR24
DR24!? しかも、落語かよ!
そりゃそうですよね。無音部分があるからどうしてもピークとの差が激しくなります。しかも、まさかのクリッピング。さん喬師匠の落語は、CDに収まりきらないほどのダイナミックレンジ。生で数回聴かせていただきしたが、ほんとうに惚れ惚れするような、ええ声なんです。特に人情物、芝浜は泣けます。これはハイレゾ案件の予感・・・
DR20越えの落語アルバムは数多く見つかりましたが、他のジャンルでは見つけることができませんでした。
・第1位 (落語除く)
栄えある1位は・・・
ミュージシャン:ザ・ホレス・パーラン・トリオ
アルバム名:パノニカ
リリース年月日:2009年09月18日
規格番号:VQCD-10115
フォーマット:CD
Official DR value:DR19
1位はクラシックかなと思ったのですが、なんとジャズでした。ホレス・パーランというピアニストのリーダー作です。1981年にドイツで録音されたライブ物。
ちなみに、SHM-CDと呼ばれる「材質を良くしてピックアップの読取精度を高めた」CDでした。まあ、PCに取り込んでしまえば、CDの読取精度なんて関係ありませんが。
音質的には、たしかに色々な音が聴こえるのですが、ちょっとモニタ的な感じがしますね。このCDを気持ちよく鳴らすのは、ちょっと難しそう。
まとめ
- 6万枚のアルバムを集めるには、年2,000枚ペースで30年
- 僕のミュージックライブラリのDR値の最高は、DR24
- DR20越えのアルバムは、すべて落語
- 落語以外のアルバムの最高DR値は19、ジャズ
- DR値が大きすぎても、いい聴感とは限らないかも
それでは、ばいばいまーん。